「六番目の小夜子」(恩田陸)読了。
- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/01/30
- メディア: 文庫
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日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作ですな(受賞はしていない)。
「新人賞を取るならこのくらい書けて当然やぞ。死ね!」と言われたので
どんなもんかと読んでみようと思いまして。
グエー、死んだンゴ。
いや……めちゃめちゃ面白い。
デビュー作でこんなに書けるもんなん(00;
ボロボロ。。(目からウロコが落ちる音)
あ、でも演劇のシーンが一番の山場で、
そのあとは失速気味、最後は消化不良でしたね(放火のくだり、要る?)
はえー、生き返ったンゴ。
しかし面白かったですねー。
村上春樹しかり、後のエース級ってデビュー作も他の作品とは一線を画すよね。
なんなん、才能?
でもまあこんな動画もあるわけで。
「恩田陸が嫌いだ。あのひとを読んでいると、校了という言葉が言い訳みたいに聞こえるから」まあ恩田陸にも村上春樹にもなれませんので、
「恩田陸が嫌いだ。あのひとを読んでいると、クソ描写に嘘がつけなくなるから」
「恩田陸が嫌いだ。あのひとを読んでいると、推敲すら楽しまなきゃいけない気がするから」
「恩田陸が嫌いだ。あのひとを読んでいると、どんなクソ初稿もチャンスに思えてくるから」
「「「「でも、同じ人間の筈だ」」」」
自分のなかの最高作品を書こうと思いますまる