「第三回文学フリマ大阪」レポート

レポート、というほど大したものではないが……。
そやし、極めて個人的な記録なのでね、
まあざっくりと、文学フリマ大阪であったことでも
残しておこうとおもうわけです。

前日に寝たのが結構遅くて、朝の準備も結構あったりして
会場入りしたのは9時すぎくらい。
設営に参加しようと思っていたのですが、ほぼほぼ終わってまして
シールを貼ったりなど簡単な作業だけさせてもらいました。

で、10時くらいから自ブースの設営開始。
いつも思うんだけど、写真撮っておけばよかったな!
今回は「文学フリマ大阪非公式ガイド」名義で出店してたので、
よく目立つ通路側にガイドブックおよび委託物、
奥側に本来の自サークル書籍を置きました。

ときどきすっごくお洒落なブースありますよね。
今回だと、あずみさんの冬青ブース、高梨來さんのブースあたりが
「すげーな」と思ったんだけど、なかなか自分のブースで同じようにやろうとしても
うまくいかない。。
センスがたりない!(どーん)
なので、今回はわりと割り切って、シンプルな作りにしました。

11時に一般開場。
早々に壬生キヨムさんが来てくださって、一時ブースの店番をお願いしました。
しかしキヨムさんは和みますね……。絶対僕が店番するより、キヨムさんが店番したほうが
売り上げいいと思うんですが、そういうわけにもいかないので、この間にいろんなブースに
買い物にいきました。


付き合いでの購入はしないよーー
「これ絶対おもろいわ」と感じた、好きになれそうな予感のする本たちです。
読む前からわくわくするこの感覚、いいですよね。
「約束された勝利」と呼んでいます。
10月末まで賞の執筆があるので、それまではなかなか読めそうにないのがつらいですが。
あと、やっぱり買い残しが出てしまって、文フリ東京で買えるといいんだけど。

場内をまわってブースに戻ってくると、キヨムさんがたくさん本を売ってくださっていました。
ありがとうございます。
それからステージ上で行われた傀儡舞を見て、後半開始。

ところで、文フリの場内販売ってなんでカレーなんですかね。
匂いがつくし、本が汚れそうな気がしてならんのですが。
おにぎりかサンドイッチのほうがイベントに適しているよな、といつも思います。

後半も、たくさんの人に来ていただいて、手に取ってもらえました。
文フリ非公式ガイドも50部完売!
委託物も、どの本も5冊以上は安定して売れて、
指名買いの人もいらっしゃったり、完売した作品も出たりして
「扱わせてもらってよかったな」と思いました。

自ブースの作品については、新刊の「ともだちの国」が完売しました。
今まで一作品の最大頒布数が15だったので、それだけ用意すればいいな、と思って臨んだのですが、
昼過ぎには早くも売り切れて、「えっもうないんですか?」とか言われたりして
背筋をへんな汗が……。
秋山さんと暦さんにも説教していただきました……すみません、甘くみてました、大阪……。

結果としては、ブーストータルで100近く出て、
前回の大阪から2倍近く伸びた過去最大の頒布数量になりました。
ただ、その大半はガイドおよび委託物なので、
純粋な自ブースとしての頒布数量はいつもと同じくらいですね。

ガイドとして成功だったかと言われると、
紹介させてもらったブースの頒布数量が伸びていて初めて成功だと思うので、
できればそうなっているといいな、と思います。
紹介経由で買ってくれた人が、好きな本に出会えてるといいな、とも。
ひとまずはガイドが完売し、ありがたいことに一定の期待をしてもらっていると思うので、
次回はもっといいものを作ろうと思います。

17時頃に撤収を完了。

のんびりしていると、BL三姉妹(ごめん勝手に名付けた。高梨來さん、黒井メラさん、キリチヒロさんの三人。ブースがBL島で横並びだったので……)に
写真を撮ってほしいとリクエストしていただきました。
ありがとうございますー。
BL三姉妹は今回の文フリで注目していた三方で、それぞれ本を購入させてもらったのですが、
なんというか「すごくおもしろそう」な予感がする。
いまから読むのが楽しみです。
ガイド絡みでもいろいろ良くしていただいて、ちょうどゴディバのお土産が3つ余っていて「どうしようかな」と思っていたので
それぞれプレゼントしました。
ゴディバもそれがうれしかろう。

打ち上げ前に、木野誠太郎さんと少し話をしました。
前に読ませてもらった「METEOR EP」という本が面白くて、
今回も「世界革命のシンタックス」という新刊を買わせてもらっていました。
まさかお話できるとは思わなかったので、僥倖!
「伊藤なむあひさんの作品が好き」という共通点があることも分かって、
嬉しかったですねー。
文フリ東京では、なむあひさんも含めて3人で話したい!

打ち上げでは、猿川西瓜さんとガチ話できてよかったです。
まあただ、打ち上げという場所だと本音で話すのが難しいですね。
全体の打ち上げじゃなくて、話したい人とごはん食べにいくくらいの感じのがよかったかも。
近々大阪に移住するので、西瓜さんとはまたじっくり話がしたいですね。

ガイドの話もちょっとして、運営側から見た視点の話も少し頂いたんですけど、
あくまでガイドは「参加者のために」あるべきものだと思うので、
そこは運営側からは距離をおいた、非公式の立場のほうがいいのかな、と思ったり。
まあ話は話として受け止めて、参加者にとって一番いい形を模索しようと思います。

そんな感じですかねー。
なんせいろんな人に会えて、本当に幸福なイベントでした。
これから本を読む、という、一番の幸福が待っているのもいい。
また感想とか、あったら書こうと思います。

ではではこれにて。