テキレボ3レポ

ヨイヤー・ノンレー・ウィンルー・ゲンホー・ミーハーイ
ヨイヤー・ノンレー・ウィンルー・ゲンホー・ミーハーイ

3月21日にテキレボ行ってきました〜

まあいろいろ不測の事態があったよね。。
まずびっくりしたのが、棚がアルトタボカスに載らない!!!
3つは無理かもなあ、とか呑気に考えてたら、なんと1つすら載らない!

ヨイヤー・ノンレー・ウィンルー・ゲンホー・ミーハーイ

ちゃんと大きさ測ったはずなんですけどね。。
ともあれ急遽レンタカー借りて事なきを得ましたけど。

当日の不測の事態としては、まあ、
「コンセントがカフェスペース全体で1個しかない」
「休憩スペースにゴミ箱がない」
とかはあったけど、このへんはある程度見込んでました。
分岐のある延長コード持ってったし、電気ポットも消費電力が少ないやつ選んだし、
ゴミ箱も持ってったし。
テキレボスタッフとか、カフェ営業仲間のナコさん・パセリさん・キヨムさんが助けてくれたしね。
こういう手づくりイベントだと、不測の事態はあって当たり前みたいなとこがあるので。
テキレボの小泉さんも
「当日じゃないと分からないことはあるから、
こうしたいというのがあったらどんどん言ってくれていい」
て言ってくれましたし。
企業主催とかなら堅いつくりのイベントもあるだろうけど、
出店料は数倍になるだろうよ、というはなし。
前準備も当日設営も、「ここはこうしたらいいのではないか」というアイデアを楽しみたい。
私はそういうのすごく好きです。

前日に会場下見もしました。
搬入物が多いから、車はどのへんに置けるかとか、搬入経路はどれが早いかとか。
準備は大事。

当日は8時くらいに会場について、45分から設営。
設営、クッソ早かったですね……。9時には終わっていたのでは。
テキレボのマンパワーはすげえなあ、と思います。
文フリより小規模なのにマンパワーは比肩するから、パワーウェイトレシオがはんぱないですよね。

で、設営に参加したぶんがっつり時間使って自ブースの設営させてもらって、
カフェの設営をキヨムさんに手伝ってもらって、
開場のときには一応準備が整ってました。

で、11時開場。

なんか。。すげえ忙しかった。。
書籍は110冊、カフェは27食出たんですよ。
こんな規模さばいたことなかったので、やばい。
本を売るほうはまだよかったんだけど、カフェがすごい大変そうだった。。
そうだった、というか、壬生キヨムさんにお任せしていたのですが、
キヨムさんがすげえ活躍でお客さんをさばいてくれて。。
ありがたい、と思うと同時に、マンパワーでは反省を残しましたね。
それなりの数をさばくなら、それなりの人数が必要。
コネコビトカフェの相澤ナナコさんにも、パセリさんにも助けられました。
まじひとりだったら爆死だった!仲間は大事!

書籍なんだけど、イベント前に私は目標を2つ立てました。

1.完売する本を1種類でも出すこと
2.すべての本が1冊は売れること

1のほうはいけた。完売した本が9種類も出た。
2のほうは。。打ち上げのとき小泉さんに言われましたね。無理だって。

40点中、売れなかった本を3点出してしまったんですね。うーむ。
これが本当にいやで、だって委託品は自分の本と同じだから、
それで宣伝とかすごい力を入れてたつもりだったんだけど、
足らなかったんだろうな。
本当に悔しくて、この点においては「負け」だったんだろうな、と思う。
もう委託しないでおこうかな、とも少し思いましたもん。やるけど。

個人の思い入れ、といえばそれ以上ではないんだけど、
もっと売りたかった本は継続して扱わせてもらえないか、交渉中です。
本を買ってくれた人の嬉しそうな顔とか、ツイッターとかで見かける感想とかが好きなので、
扱わせてもらった本でそれを見られないのはやっぱり寂しい。

そういえばブースの場所がそんなによくなくって、入口から舞台を挟んで反対側の袋小路にありました。
いわゆるお客さんの動線からは完全に外れた場所ですよね。
それでもそれなりの数が出せたのは、ちゃんと宣伝がんばってよかったなーと思います。
魅力的な本が多かったので、宣伝はやりやすかったし、してて楽しかったです。
あと、カフェを待ってる間に本を開いてくれる人がいて、それは宣伝としてよかったと思う。

テキレボは基本的にエンタメ系のイベントで、純文学は売れにくい、というイメージがあると思います。
実際、前のテキレボでは「純文学ですか、僕、ラノベしか読まないんで」て本を返されたことがあります。
でも今回、完売した9種類のうち、純文学に属すると思われるものは5種類でした。
純文学が結構売れたんですね。
テキレボはエンタメのイベント、というイメージは私にもあったので、この結果はなかなか予想外。
いけんのか、純文学?次は純文学系の企画やろうかなー

それで打ち上げに一次会だけ出て、ホテルに戻りました。
打ち上げではもっと話したかったけど、まあ次の楽しみとします。

こんなこというと怒られるかもしれないけど、
文フリがWindowsなら、テキレボはLinuxだと思います。
オープンソースで参加者が自分たちで作り上げていくイベント。
で、そこにいろんなひとを巻き込んでいくイベント。
文フリには文フリの楽しみ方があって、テキレボにはテキレボの楽しみ方があって、
片方にしか出ないんじゃなくて、こっちに出るときはこういうふうにしよう、みたいなのが
出来ると広がりがあって面白いんじゃないかな。

次のテキレボは何するか分からないし、何があるか分からないけど、
楽しみにしてます。
というか「次は僕のターン!」ということで、
尼崎で行う同人誌即売会「尼崎文学だらけ」、テキレボとカラーは違うと思いますが、
負けないいいイベントにしようと思います。