文学フリマ金沢参加宣言

我々おとそ大学パブリッシングは
6月12日(日)に金沢にて行われる
文学フリマ金沢」に参加することを
ここに宣言する。

今回の推しのうち1つ目は「BL」だ。

生方凛さんの「Love Robotics」という小説。預かりものだ。
最も人間に近いアンドロイドを受けにしたBLだ。
彼に唯一欠けている「痛み」を教える過程がとても捗るので、
ぜひ一読いただきたい。

今回の推しのうち2つ目は「百合」だ。

にゃんしーの書いた「赤ちゃんのいないお腹からは夏の匂いがする」。
群像新人文学賞の一次通過作だ。
夏水という閉鎖された町、生み生まれることが強く望まれる町で、
子どもを作ることや愛することの機微を描いた作品だ。良作だと思う。

今回の推しのうち3つ目。女の子の草野球小説。

にゃんしーの書いた「キャンディと王様」全三巻。
合計で40万字1000ページ越えという、
処女作にしては「何考えてるんですか?」という分量の作品。
最後にエースピッチャーがその球種を選ぶ瞬間のためだけにこれだけ書いた。
読まれてくれると嬉しい。

金沢にてお会いできるのを楽しみにしている。