「ことわりさん」by壬生キヨム、読みました。

第二十回文学フリマ東京で手に入れた
壬生キヨムさんの「ことわりさん」を読みました。


前に壬生キヨムさんの「あくだま」というBL小説を読んだことがあって、
それ以来彼女の作品に漂う、きゅっとした清涼感のようなものが好きでした。
「ことわりさんはBL短歌」、という噂も聞いたので、それに興味もあって購入。

「BLと受けとるかどうかは読者による」とは本人の弁。

読んだ結果、まあBLではないと思うんですけど、
でもこの歌集はスゴイ。
地に足のついていない、センスを凝縮したような滑空感。

この作品が好きな人とは、仲良くなれる気がする、
そんな感じで宝物にしたい本です。