中也賞やら都都逸やら文學界やら

ハッピーバレンタインデー!

というてももう終わってしまいましたけどね。
意識低い系」のバレンタインは、終わってからが本番ですよ。
チョコが安くなってるけえね。ひゃふう!


いくつか報告があります。STAP細胞はありません。


中原中也賞に詩集を応募していたのですが、
最終候補にも残らず落ちました……しくしく!
まあ力足りひんかってんやろね。もっといいもの書きます、もう!
と自分の中ではそう思った方が成長できるのですが、
一方で、出した詩集については現時点での最高傑作と思ってますので、
いろんな人に読んでほしいです。


最近、都都逸にはまってます。といっても今日からなんですが。
面白いですねー!
ウィキペディアに載ってるのかだと、こんなんあります。

惚れて通えば 千里も一里 逢えずに帰れば また千里(作者不詳)
この酒を 止めちゃ嫌だよ 酔わせておくれ まさか素面じゃ 言いにくい(作者不詳)
浮名立ちゃ それも困るが 世間の人に 知らせないのも 惜しい仲(作者不詳)
三千世界の 鴉を殺し ぬしと添い寝が してみたい(桂小五郎説、高杉晋作説、他もあり)
逢うて別れて 別れて逢うて(泣くも笑うもあとやさき) 末は野の風 秋の風 一期一会の 別れかな(井伊直弼 茶湯一会集)
何がいいって、作者不詳のものが多いってところ。
俳句や短歌のように小洒落てない。
俳句や短歌がバラの花なら、都都逸はそれを束ねる輪ゴムって感じ。
素朴なんです、といってもまだあんまり知らないんですけどね。

他にも
かわいそうだよ ズボンのおなら 右と左に 泣き別れ
これとか天才だよね。
ちびまる子ちゃんに出てくる都都逸なんですが。

小説なり仕事の配置転換なりあって時間がどこまで作れるか分からないんですが、
可能性を感じています。できれば、ドアを開いてみたいですね。


文學界の4月号で、新人賞の予選通過者が発表されます。
4月号いうても出るのは3月なので、もうすぐ。
さてどうなることか。通っても新人賞、落ちても新人賞ですが、緊張しますね。
駄目でも、受賞作を読んで勉強させてもらおうと思ってます。
そういうふうに、負けを素直に認められる賞は素晴らしい。
文學界のレベルの高さゆえですね。読んでて楽しい本です。


そんなかんじです。
来週も来てくれるかな!?(いいともー)