「あくだま」by壬生キヨム、読んだった。

というわけで
壬生キヨムさんの
「あくだま」を
読んだよーよー。

もふもふBLと訊いて
それはどんなんや!と
興味があったので。



どーん!

僕は過去の恋愛遍歴を見るかぎりゲイではないようなのですが、
BLは結構読む。
BLにしかない表現みたいなのがあって、面白いよね。
さらに「あくだま」は妖怪要素もあるということで
楽しみにしながら開きました。

やー、面白かった。
なんか子どもみたいな気持ちで
わくわくしながらページを開きました。

男の子ふたりの雰囲気というか、
さわやかきゅんきゅん柑橘系の空気感が
とてもいいです。

時系列が過去に戻ったり、登場人物がいろんな面を見せたり、
京都の描写が出てきたり、いろんな妖怪が出てきたり、
エンタメ要素満載。

でもやっぱり主人公ふたりかな。
ほぁ、これはなかなか……。

個人的に「あくだま」で一番気に入っているのは
「文章を感じさせない」ところ。
僕が触れたいのは「世界」であって、「文章」じゃない。
そういう意味で、
きらきらで元気で、ちょっぴり?えっちな世界に触れさせてくれる本書は
とてもいいものでした。