ヘビーローテーション打線
小説「キャンディと王様」に登場する
千船女子高野球部。
この打線は作中で
「ヘビーローテーション打線」と
名付けられています。
イメージとしては横浜ベイスターズの「マシンガン打線」に近いです。
女子なのでホームランはないんですが、
ヒットを繋げて大量得点を生む。
この「繋がり」という部分には、
誰もが誰かのために野球をしている。という意味を持たせています。
そして点が繋がり線を描く。
友だちのことをやさしく思いやれるのって、
女の子だけが持つ不思議な力なんじゃないか、と
思うんですよ。
それを野球という形で表現したのが、
千船女子高野球部であり、ヘビーローテーション打線なんです。