いいこと。

会社を出たときにはまだ曇りだったんだけれど、
自転車をこぐにつれて険しくなる西の空。
家までは30分。
しだいにぱらついてきた雨が勢いをましてきて、
それでもなんとか家にたどり着くと、
隣の家のおばさんが窓から顔を出してこう言いました。

「セーーーーフ!」

好きです、隣の家のおばさん(−−*


また、最近家ではピンポンダッシュに悩まされているのですが、
湯さんがついに、そのピンポンダッシャーを捕まえたということが発覚しました。
ピンポンダッシュas soon as高速で追いかけて、説教かましてやったそうな。
すげーな湯さん。
うちらも地域社会なもんで、悪さする子供はちゃんと叱ってやらんといけんわけです。
(なにやらすっかり溶け込んでいる二人であったーー)


タイトルの「いいこと」なんですが、
今日はスバルの軽自動車に一通り会いました。

まずは農道のポルシェこと「サンバー」に遭遇。
これはよくあること。
次いで、軽自動車最速の「プレオ」に遭遇。
あんまし見ないんで、珍しいこともあるなあと思っていると、
さらに珍しい平成のてんとうむし「R1」にまで遭遇!
航空機をモチーフにしたフロントがまじかっこよかったっす。
ジョギングに行くと、「R2」にも遭遇。
そんで家に帰ると、待ってるのはもちろん「ステラ」です。
コンプリート!

まあどうでもいいことなんですが、
いいことなんて、すべからくどうでもいいことでしょ?


さて、昨日予告した「原辰徳のすべらない話」について。
ここからオタクぽくなるよ。

要はSports Graphic Numberの
「WBC後の物語。」に掲載されてた話なんですが、
原さんはこう言ってます。

「心技体という言葉がありますよね。
でも、僕は体技心だと思っている。
この世界に入ってきた選手にまず必要なのは体力。
体のできてない選手は勝負の土俵にも立てない。
次に技術です。
これは練習を積み重ねて磨き上げていくものです。
そして最後にくるのが心なんです。」

次いでこう言う。
「最後の『心』は、選手にとって逃げ場になることも多いんです」

「調整不足もあるけど、特に技術的な問題にぶつかったときに、
選手は気持ちの問題だったとか心の問題を言い訳にしがちなんです。」

これは結構思うところがありました。
野球の話ではなく、「鬱」に関してなんですが。


「鬱」のひとあるいはその予備軍は、
本人も周りも、「心」の問題だと思って
本人を責めがちではないかと思っています。
気の持ちよう次第だと。
気を入れ替えたらなんとかなる、些細な問題だと。
で、結果悪化する。

実のところは、「心」の問題よりも前に「技術」の問題ではないかと。
「技術」とは心を患わすいろんな外界からの圧力に対して、
方法論に沿って技巧的に対応していくことかと思っています。
いわゆるストレスコーピングを行うとか、カウンセリングを受けるとか。

で、最も根本的なのは「体」の問題じゃないかと思ってます。
体自身が病んでるということは、風邪なんかの疾患と同様に対応しないといけないということです。
よく休む、よく寝る、栄養とる、そしてちゃんと薬を飲む。


周り見てて、やっぱり「鬱」に関しては理解が進んでいないなあと。
精神科行くのも抵抗があるみたいやし。
「そんな、鬱なんかじゃないですよ」て言って無理する。
それで悪化した例も見てきたので、
もっと社会全体が「好意的な理解」を根底に
機能的に動くようになればと思っているのでーすーがー。


あ、原辰徳から話がそれたねΣ
レッツグータッチ。


そういえば、ボーナスをカットされるという悪夢を見たのですが、ちゃんと貰えました。
ケチなんで奢ったりはしません(マジで)。

うちの母は僕に輪をかけてのケチで、
特技は
「友達と食事に行ったときに一瞬財布を出すフリをするけれど
奢りますよと言われると即座に引っ込める」
です。

姉はもっとケチやね・・。
けどまあ、金銭感覚は全ての基本だと思うので、
むしろ見習いたいところです。