ZINE展inBeppu3参加宣言

我々おとそ大学パブリッシングは満を持して
10/15(土)〜16(日)11:00〜18:00に別府市内にて行われる
文芸同人誌即売会「ZINE展inBeppu3」に参加することを
ここに宣言する。

ZINE展inBeppu3オフィシャルサイト
http://zinebeppu.jimdo.com/

「ポエムの墓」「赤ちゃんがいないお腹からは夏の匂いがする」という
最強の二冊をこのイベントに送り込む。


http://necotoco.com/nyanc/amabun/guide/bookview.php?bookid=2

「ポエムの墓」500円

山口県の田舎町に暮らす、二人の姉妹。
孤児院から養父に引き取られた二人は、
父を「あのひと」と呼んだ。

「ポエム」は世界を救うのか、それとも世界を終わらせるのか。


http://necotoco.com/nyanc/amabun/guide/bookview.php?bookid=16
「赤ちゃんのいないお腹からは夏の匂いがする」500円

鉄道に区切られた閉鎖された村、夏水(なつみ)。
モクモクとコビールを窓際に供えて夜這いを待つという昔からの風習も、
子どもを生んでいない女性が持つ穢名という制度も、
都会のドラッグストア「エデン」の流入によって薄れてきたはずだった。

年に一度の海祭りで妹のヒカリが巫女である「カミサマ」に選ばれたことによって、
生み生まれることを強く望む夏水の呪いを知る。

命の形を問う純文学。
群像新人文学賞一次通過作。
ありがたいことに大変好評をいただいている2冊でして。
どちらを読んでくださっても、楽しんでいただけると思います。
「どちらか面白いか?」と言われると、けっこう意見が分かれますな。
紅白の2冊です。

ZINE展inBeppuは、書籍を委託して代わりに販売していただくイベントですので、
販売主はとくに現場に行かなくてもよいのです。
でも、僕は行っちゃうよ!別府まで行っちゃうよ!

大阪からならフェリーで0泊2日で、宿泊込でも10000円でいけるし。
フェリー旅楽しいし。
別府も大好きだし。
前々からずっと行きたい行こうと思っていた別府。
これを好機とはせ参じます。


観光マップつくったりね……てめっちゃ見にくいみたいになってますが;

いろいろウェブをあさって観光情報探しているのですが、このサイトが参考になりそうです。

別府においでよ!
http://www.hoteloita.com/beppu/index.html

特に惹かれるのが路地裏散策ですな。
湯気の舞う温泉街の抜け道を探すかんじ。ネコのよーに。
あとはやっぱり、温泉はいったり、浜辺で海を眺めたり、タワーにあがったり、教会みたり、
たーのーしーそーうー!

でも、たぶんほとんどの時間をZINE展inBeppuの会場で過ごしてると思います。

私も尼崎で文芸同人誌即売会を主宰しているのですが。

尼崎文学だらけ(あまぶん)
http://necotoco.com/nyanc/amabun/

なんとなーく、ZINE展inBeppuにはシンパシーを感じています。
同じ西日本の地方、文芸色が強く、詩人が主宰、で、フェリーですぐ行けるし。
別府と尼崎も似て……はないな。でも特色が強いという意味では、
おなじく文化的土壌を持った町だと思います。

なので、楽しみだし、応援しています。
たくさんの人が来てくれるといいな。
そんで、楽しく文芸系のやりとりができるといいな。

よろしくだね!

そういえば、オカワダアキナさんが書かれた「ぎょくおん」という本がありまして。

http://necotoco.com/nyanc/amabun/guide/bookview.php?bookid=17
「ぎょくおん」

よわいおとこがおっぱいをたらしたり嘔吐したりしながら、“平和”に至るまでの独白。

共依存めいた関係にあった姉から逃げるように東京を離れ、さびれた温泉街の旅館で住み込みの仕事を始めた男・郡司。
いっさいの連絡を絶ち一年になろうとしていたが、心は吹っ切れない。
また、常用している薬の副作用による乳汁分泌に悩まされ、消極的な死に憧れを見出していた。
ある日、姉とそっくりな少女と出会い、郡司はひどく混乱する。
「あれは姉の生霊だ。おれの戦争はまだ終わっていなかった」
妄想を克服しようとするうち、旅館の社長の姪・七美から秘密を打ち明けられたり、同僚・アランと関係したりする。
やがてゲンバクよろしく、郡司に降ってきた圧倒的な痛みとは、彼の到達する“玉音放送”とは──。
この本、ZINE展inBeppuで販売されるか分からないんですけど
(オカワダアキナさん自体は委託出店されるんですけど)
舞台が海沿いの温泉街ということで別府に似た場所なので、
もし販売されることがあれば、興味を持ってくださるとうれしいです。