星期天

いつの間にか土日が終わってもーたTxT

ともあれ明日からまた心を入れ替え
ばしばし攻めていくのみです・x・

Go!Go!


昔からよくパフォーマンスのバトルイベントというものをやっていました。
2組のアーティストがパフォーマンスをし合って
これの優劣を審査員が付けるというものなんですが
審査基準って難しいですよね。

パフォーマンスの範疇が広いですからね。
漫才と弾き語りのどっちが上かなんて
決められないじゃない?

相対基準はともかくとして
絶対基準については、個人的には明確なものがあります。


3点満点です。


まず1点目。
「持ってるかどうか」

顔がいいとか、ファッションがいいとか、声がいいとか、
パフォーマンスの入り方がうまいとか
なんでもいいから、「お?」「何かあるぞ?」と
惹き付けるものを持っているかどうか。

これが無かったら0点です。
だって聞いてもらえないわけですから。


次に2点目。
「技術があるかどうか」

声の技術、テキストの技術、身体の技術、ステージングの技術。
これらでもって、
ひとつのステージを最後まで持たせられるかどうか。
惹き付けることができたなら、次はこれが問われます。

これが無いと、途中で飽きちゃうのでそれ以降の採点対象になりません。


ここまで来ると、ひとつのステージを最後まで見通すことが出来たわけですが、
最後の3点目が入るかどうかを分けるのは何でしょうか。

私は「愛せるかどうか」だと思います。

見る者の好みに近いものがありますが、
それ以上、親近感や共感をもって
そのパフォーマンスを自分の一部にしたいと思うかどうか、
欲しいと思うかどうか、
だから「愛せるかどうか」です。

これは難しい。
人の気持ちが関わるものですから。
人の気持ちは曖昧で、変わりやすいものですからね。
だからこそ、パフォーマンスは面白い、とも云えます。


この3点基準法「持ってるかどうか」「技術があるかどうか」「愛せるかどうか」は
他にも当てはまると思います。

例えば入社の面接。
基本的なところを見られる「一次面接」。
技術が見られる「二次面接」。
上の人が入社させたいかどうかを見られる「最終面接」。

例えば恋愛関係。
びびっとくるものがあれば「友達」に。
一通りの合うものがあれば「恋人」に。
愛することができれば「結婚相手」に。


そうなると、顔がいい、というのは強いですよね。
何をするにしても問答無用で1点入るわけですから。
逆ハンデです。


パフォーマンスにしてもそうなんですが、
何かをするときの基準として
自分が今何点取れているかを考えるのは
足しになるかもしれないです。

1点目はだいたい心遣いや考え方、あるいはセンスでいけます。
2点目は努力が必要です。
3点目は運、というか、運命に近いものがあります。